足関節捻挫
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運動中に足を挫いてから、なかなか痛みが引かない
歩くと足首に痛みがある
足首が腫れていて、押すと痛い
病院で捻挫と診断されたけど、家でどういう対処をすれば良いのか分からない
湿布をしていても痛みが治らない
何度も捻挫を繰り返して癖になっている
部活などのスポーツ復帰のために早く治したい
捻挫をした方の足の筋力が落ちてきた
足をかばって日常生活を送っていたら他の部位が辛くなってきた
再発防止のリハビリをしっかり行いたい -
足関節捻挫に対する当院の考え
当院が特に重要に考えている足関節捻挫のポイントは、炎症の5大兆候と受傷機転(怪我をして時の状況)ついてより詳しくお伺いして、鑑別していきます。
炎症の5大兆候とは、発赤(赤くはれている所)・熱感(患部に熱を持っている状態)・腫脹(患部が腫れている状態)疼痛(患部に痛みがある状態)・機能障害(組織の周りが機能していない状態)があります。
この1つ1つを詳しく見ていきます。
次に、受傷機転を詳しくお伺いしていきます。何故この受傷機転が大切かというと、足首がどうなって捻られてしまったのか、どうゆう状況で怪我をしてしまったのかが分かってくると、今後に治療方針が早く判断でき結果として治癒が早くなり、生活復帰、競技復帰に繋がると当院は考えております。 -
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
皆さん足首を捻った時、そのままにしていませんか?実はそれは、とても危険なんです。
足関節捻挫(足首を捻った)は靭帯の状態によってを危険度を分けているのですが、酷い状態になれば靱帯が完全断裂してしまい歩けなくなるぐらいの疼痛・腫脹が起こります。ここまでなると皆さんは医療機関に受診されると思いますが、靱帯が伸びている状態だと2週間程で完治するのでそのままなにもせずに生活復帰・競技復帰されると思います。しかし、そのままに適切な処置しないと、足首が曲がらない、ふくらはぎがむくみ、痛みやすいなどと後々症状が出てきてしまいます。 -
足関節捻挫の改善方法
まず受傷してから、3日以内ですとRICE処置を行います。R=動かないように安静にします。I=氷嚢などを使い冷やします。C=足関節が動かないようにします。E=足を心臓より高く上げる。
このように対処していきます。
その後、5大兆候が落ち着いてきたら積極的に動かす理学療法に切り替えていきます。
また理学療法と同時に温熱療法を加えていき組織の癒着を防いでいきます。
理学療法の内容としては、足関節の周りの靭帯や筋肉をほぐしていきます。
また、ご自身でもふくらはぎのストレッチやタオルを使ったタオルギャザーという運動を行っていき再発予防してきます。 -
足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
足関節捻挫に対しての当院の効果的なメニューは、全身骨格矯正・筋膜ストレッチ・鍼があります。
全身骨格矯正は、足首の関節のズレや全身の骨格の歪みを取り、立っている時の足の負担を減らしていきます
筋膜ストレッチは、ふくらはぎから股関節までの筋肉をしっかりと伸ばしていく治療になります。
鍼は直接痛みが出ている靭帯・筋肉に鍼を刺し痛みを緩和してきます。
以上のように、当院ではたくさんの対処法があり、患者様にはどれが一番効果的なのか判断して施術させて頂きます。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
全身骨格矯正は、骨格のバランスを整える事で足を床についた時の痛みを和らげます。また、足の設置面を改善して捻挫の再発防止ができます。
筋膜ストレッチは、下半身の筋肉の柔軟性を上げ、筋緊張を緩和させます。
鍼は、傷んだ組織の新陳代謝を上げることで早期回復が期待できます。
上記の他にも、早期には電気治療やテーピングなどを行い痛みを和らげる治療を行なっています。 -
改善するための治療頻度はどのくらいか
当院が推奨している施術頻度は、痛みが出ている期間はなるべく間隔を空けずにご来院頂いております。それから痛みの度合いをみて、徐々に間隔を開けていきます。
捻挫の重症度によって治療期間は変わりますので、実際に状態を見させて頂いてから詳しくお話をしています。
腫れや痛みが引いた後はリハビリを行い、再発防止のために体のバランスを整える治療をご提案する場合もございます。
質の良い筋肉や正しい骨格の状態に持っていくまではプラスで期間がかかって行きます。