血流改善
血流が悪くなった場合、以下のような症状が表れます。
肩こり、腰痛、関節痛が多い
筋肉に負担がかかると血行不良によって疲労物質が身体のあちこちに残ってしまい、疲労物質のせいで炎症を起こしたり、筋肉が強張ってしまい痛みを引き起こす事があります。
肩、頭、首、腰等は特に負担がかかる部位なので、こうした症状が起こりやすいです。
最近、身体の末端が冷える
血液は循環をすることによって体温を維持しているので、それが滞ると身体の冷えに繋がります。
特に手足等の末端は毛細血管となり血液自体の通り道が極めて細くなるので、末端冷え性の原因にもなりやすいです。
また身体全体が冷えると頭痛、めまい等の症状も現れます。
足のむくみが酷い
長時間のデスクワークや電車、新幹線、飛行機の移動等で足を動かさないと、足の血流が滞り血液の水分が血管の外へ滲み出してしまい、その結果むくみが発生します。
便秘が多い
血流が滞れば老廃物の回収や代謝にも異常がみられ、その一つとして排便機能にも影響が出ます。
抜け毛が増えた
血行不良によって毛母細胞と呼ばれる体毛への栄養が不足すると、勿論こちらも機能が低下して頭の薄毛や脱毛症に繋がります。
血流改善に対する当院の考え
血流が悪化している原因は以下の4つが考えられます。
①水分不足
水分が不足すると血液が脱水状態となり、血流が停滞してしまいます。血液は充分な水分を含むことで全身に酸素や栄養、老廃物を運搬してくれます。
②筋力低下
筋肉は基礎代謝に必要なエネルギーを一番多く作ってくれます。基礎代謝が上がると全身の血の巡りが良くなります。
③柔軟性の低下
筋肉が硬くなると、筋肉内の血流が悪化してしまいます。
④不良姿勢により筋肉が硬くなる
デスクワークや長時間同じ姿勢で過ごしていると、筋肉が同じ長さで固まってしまい、柔軟性が低下します。
血流改善を放っておくとどうなるのか
血行不良を放置すると、肩こり、腰痛、冷え、むくみなどの症状が引き起こされてしまいます。
長時間同じ姿勢を続けることで血行不良になり、その結果、首や肩の筋肉は収縮し続けます。収縮時間が長いと筋肉が固くなり疲労物質などがうまく流れません。
筋肉の緊張状態が持続すると、栄養分が体内の隅々まで行き渡らず、老廃物が蓄積されるという悪循環になり、それによって血流が悪くなり様々な症状を引き起こしてしまいます。その他にも血流は副交感神経や交感神経と密接に関係しており、放置していると自律神経の乱れの原因になってしまいます。
したがって、血行不良は放置せずに適切な対策を講じることが重要です。
血流改善の方法
血流を改善する方法はいくつかあります。
そのひとつとして、まずは定期的なストレッチが挙げられます。
デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が硬直し、血流も滞りがちです。
数十分に一回、両腕を頭の上に伸ばすなど、座ったままでもできる簡単なストレッチを行うことで、血流改善が期待できます。
また、適度な水分補給も重要です。
体内の水分が不足すると、血液の濃度が上昇し、血管内の血液が滞留しやすくなります。特に夏の季節では脱水症状や熱中症のリスクが高まるため、日常生活でもこまめに水分を補給するように心がけることが大切です。
さらに、入浴習慣を身につけることも血流改善に効果を期待できます。
全身浴を行うことで、血液の循環が促進され、滞留した血液が全身に巡ります。程よい温度でゆったりと入浴することは、血流改善だけでなく、心身のリラックスにも繋がります。また、入浴時には汗を沢山かくこともあるので、水分補給も忘れずに行うと血行が良くなり、さらに血流の改善を期待することができます。
血流改善に効果的な当院の施術メニューは?
まず、血行とは、体内で血液が循環することを指します。
血行によって、栄養素や酸素が体中の細胞に供給されたり、老廃物を排出したりします。
そして血行不良とは、血流が滞り体内でうまく血が巡らなくなる状態を指します。
この状態は、血液がドロドロと粘り気を帯びたり、血管内に老廃物が蓄積したりすることによって引き起こされます。
血行不良になると、冷え性、腰痛、肩こり、眼精疲労、全身のむくみ、肌トラブルなどの症状が現れることがあります。
これらの問題を解決するために、当院では「血流改善プログラム」という施術メニューを提供しています。
特に、ふくらはぎは老廃物がたまりやすく、浮腫みが起きやすい部位とされています。
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれていて、その血流がスムーズでないと老廃物が滞留し、冷え性やむくみなどの症状が軽減されにくくなります。
したがって、ふくらはぎの血流を改善することで、体の代謝が良くなり、老廃物が排出されやすくなるため、冷え性やむくみなどが軽減が期待できます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
マッサージによって血流が促進され、全身の調子が整います。
ふくらはぎを両手で掴むと硬くなっている箇所があるかもしれません。これは老廃物が滞留している証拠です。
親指以外の指の腹をふくらはぎに当て、筋肉の深い部分に食い込ませるように押しほぐします。滞っている部分が分かりにくい時は、押した時に痛気持ち良い部分をほぐしてください。
むくみがひどい時は、ふくらはぎを押さえながら指を上下に揺らして水分を流すようにします。これにより、蓄積した老廃物がほぐされ、スッキリとした体になります。
血流改善するために必要な施術頻度は?
血流改善には体質の変化を要するため、軽減までに長い期間がかかることがあります。
少しでも早い効果を感じるためには、頻繁に施術を受けることをお勧めします。
血流が悪く身体に症状が出ている場合は、最低でも週に1回、症状が強い場合には毎日でも行うことが理想的です。施術の効果が持続しづらい方ほど、頻度を高くして常に良い状態を保つようにすることが大切です。
当院では、お身体の状態に合わせた施術スケジュールを提案し、血流の改善と体調の軽減をサポートしていきます。