悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

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膝の痛みにより、恐る恐る足を引きずるように歩いてしまう
階段の上り下りでは、膝のお皿の下に痛みがあり、一段ずつ手すりを使いながら移動している
しゃがむと膝の内側に突っ張るような痛みがあり、痛みのない足に体重をかけてしまう
正座がつらく、無理に行った後は、立ち上がるのに時間がかかってしまう
膝の痛みとともに、お尻からもも、すねの外側に張り感がある
週1回の注射を受けているが、変化が感じられない
グルコサミンなどのサプリメントを摂取している
マッサージや電気施術を受けても、すぐに症状が戻ってしまう
整形外科に通っているが、なかなか症状の軽減が見られず、あきらめかけている
何年も症状が軽減せず、手術を勧められているが、できれば手術は避けたいと考えている

上記のような状況に当てはまる方は、オスグッドが関係している可能性があります。

オスグッドについて知っておくべきこと

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オスグッドは「成長痛」と言われることがありますが、実際には「成長痛」とは異なるものです。オスグッドが初期の段階であれば、安静にすることで痛みが緩和されることもありますが、症状をそのまま放置しておくと、場合によっては手術を勧められるケースもあるため、早めに専門機関で診てもらうことをおすすめいたします。

オスグッドが発症するのは、成長期である11歳前後から15歳前後の期間に限られており、このため「成長痛」と勘違いされることが多くあります。しかし、膝の痛みが2〜3週間経っても軽減されない、あるいは徐々に痛みが強くなっていくといった症状がある場合は、オスグッドの可能性も考えられますので、注意が必要です。

症状の現れ方は?

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オスグッドは、スポーツをしているお子さまに多く見られる膝の疾患です。
太ももの筋肉は膝のお皿(膝蓋骨)を経由して、すねの骨(下腿骨)に付着しています。そのため、炎症は膝の下に起こりやすくなります。

成長期には骨が急速に伸びるため、筋肉や腱の長さがそのスピードに追いつかなくなります。この状態でスポーツによる走行やジャンプを繰り返すと、まだ強度の弱い骨が、筋肉が付着している部分で引っ張られ、剥離を起こすことがあります。

主な症状としては以下のようなものがあります。

運動中に膝の下に痛みが出る

膝の下の骨が盛り上がってくる

これらの症状が見られる場合は、運動を控えて炎症を落ち着かせていくことで、自然と痛みが軽減されることもあります。ただし、無理に運動を続けてしまうと、成長期が終わってからも痛みが出ることがありますので、適切な対応を行うことが大切です。

その他の原因は?

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オスグッド病の主な原因は、成長期における骨の急速な発達と筋肉の柔軟性不足ですが、その他にもさまざまな要因が関与しています。特にスポーツ活動が活発な場合、膝への過度な負担が症状を悪化させる大きな要因となります。

不適切なストレッチやウォームアップの不足は、筋肉の緊張を高め、膝への負荷を増加させます。また、姿勢や運動フォームの乱れも、特定の部位に無理な力をかける原因になります。さらに、遺伝的な要素や過去に膝を痛めたことがある場合は、リスクが高まることがあります。

これらを防ぐためには、適切なストレッチや筋力トレーニング、そして正しい運動習慣を心がけることが非常に重要です。

オスグッドを放置するとどうなる?

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オスグッドを放置したままにしておくと、次のような問題が生じる可能性があります。

痛みが悪化し、大人になってからも後遺症が残ることがある

骨や軟部組織に成長異常が起こることがある

ランニングやジャンプなどの運動をすると、痛みがぶり返すことがある

膝の可動域が狭くなる可能性がある

日常生活に支障をきたすことがある

剥離骨折が起こることがある

成長に合わせて自然に治る場合もありますが、放置して運動を続けると脛骨粗面に負担がかかり、筋肉の付着部が剥離してしまうことがあります。
そのため、自然に治るだろうと放置せず、「オスグッドかも?」と感じたら、早めに適切な対応をすることが重要です。

当院の施術方法について

今回は、オスグッドに対する当院の施術方法についてご紹介いたします。

オスグッドは、筋肉の使い過ぎや膝への過度な負担によって発症すると考えられています。特に固くなった筋肉や筋膜が膝に影響を与えているケースが多く見られます。そこで重要になるのが、これらの筋肉や筋膜をしっかりと伸ばし、柔軟性を高めることです。

当院では、オスグッドに対応した専用の下半身筋膜ストレッチをご用意しております。この施術を受けていただくことで、膝周辺の負担の軽減が期待できます。

また、オスグッドの症状には走り方や歩き方といった動作のクセが関係している場合もあります。そのため、全身矯正の施術を併せて行うことをおすすめしております。全身の骨格の歪みを整えることで、下半身への余分な負荷を和らげる効果が期待できます。

さらに、オスグッドの方にはインナーマッスルの筋力不足が見られることもあります。当院では、楽トレという専用の機器を用いてインナーマッスルを鍛え、身体全体の安定性を高める施術も行っております。

当院では、下半身筋膜ストレッチ・全身矯正・インナーマッスル強化を組み合わせることで、多くの方が健康的な身体づくりに取り組まれています。
お悩みの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。

改善していく上でのポイント

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オスグッド病は、成長期の子どもに多く見られる膝の痛みで、特にスポーツを行う際に症状が現れることがあります。症状の軽減を目指すためのポイントは以下の通りです。

まず、痛みを和らげるためには休息を取ることが重要です。過度な運動を避け、膝に負担をかけないよう心がけましょう。アイシングや湿布を使用して炎症を抑えることで、痛みの軽減が期待できます。

次に、ストレッチや筋力トレーニングを行うことも大切です。特に、大腿四頭筋やハムストリングスの柔軟性を高めるストレッチを取り入れ、膝周辺の筋肉を鍛えるエクササイズを行うことで、膝への負担を軽減することが可能です。

また、適切な靴を選ぶことも膝へのサポートにつながります。クッション性のある靴を使用することで、衝撃を吸収し、膝への負担を和らげることが期待できます。

さらに、スポーツ活動を再開する際には、徐々に負荷を増やしながら無理をせず進めることが大切です。専門家の指導を受けることで、正しいフォームやトレーニング方法を学ぶことも、症状の再発を防ぐために有効です。

最後に、成長期特有の身体の変化を理解し、日常的に適切なケアを行うことで、オスグッド病の症状の軽減につながります。