肋間神経痛
こんなお悩みはありませんか?

深呼吸やくしゃみをした瞬間に胸や脇腹、背中などに鋭い痛みや違和感が生じることがある。
寝返りや起き上がる際に肋骨周辺がズキッと痛み、身体を動かすことに対して不安を感じてしまう。
デスクワークやスマートフォンの操作が続くと、背中から胸にかけての不快感が強まる。
姿勢の乱れを自覚していても、お身体のどこをどのように整えればよいのか分からない。
痛みの原因がはっきりしないことで不安を感じたり、寒い季節や身体が冷えた際に症状が出やすい。
肩こりや背中の張りとあわせて肋骨周りが痛むことがあり、湿布や安静だけではなかなか症状の軽減を感じられない。
肋間神経痛について知っておくべきこと

肋間神経痛は病名ではなく、肋骨に沿った神経が刺激されて起こる症状の総称です。多くの場合は原因としてストレスが挙げられますが、実は長時間のスマートフォン使用などによる姿勢の乱れや、それにともなう浅い呼吸による胸郭の硬さが引き金になるケースもあります。
特徴は、左右どちらか一方に走るピリピリとした電撃のような鋭い痛みです。単なる筋肉痛と勘違いされやすいですが、放置すると呼吸の質が低下し、慢性的な疲労感につながることもあります。「身体からのサイン」と捉え、まずは姿勢の軽減が期待できる習慣を取り入れるなど、深い呼吸ができる環境を整えることが第一歩となります。
症状の現れ方は?

肋間神経痛は、背骨から脇腹、胸の前面にかけて走る肋間神経が刺激されることで起こります。その症状の現れ方には、大きく分けて3つの特徴があります。
・痛みの性質と場所について
左右どちらか片側に起こるのが典型的です。「ズキッ」「ピリッ」と電気が走るような鋭い痛みが、肋骨のラインに沿って発作的に現れます。
・特定の動作による誘発について
深呼吸、咳、くしゃみなどの胸郭が動く動作や、身体をひねる・前かがみになるといった姿勢の変化で、強い痛みが生じることが多いです。
・原因による副次的症状について
変形性脊椎症などが原因なら背中の痛み、帯状疱疹が原因なら皮膚のピリピリ感や発疹をともなうなど、背景によって痛みの出方が変わるのも特徴といえます。不意な動きで刺すような痛みが出るため、日常生活に不安を感じやすい状態です。
その他の原因は?

肋間神経痛の主な原因には、姿勢の乱れによる筋肉の緊張・脊椎の疾患・肋骨骨折・ウイルス感染があります。当院にご来院される肋間神経痛の方で特に多いのは、姿勢の乱れによる筋肉の緊張です。
猫背などで肋骨や胸椎に持続的な負荷がかかると、筋肉が硬くなり、近くにある肋間神経を圧迫してしまいます。この場合は、姿勢の軽減が期待できる調整や筋肉をほぐすことで、状態の軽減が期待できます。次に多いのは脊椎の疾患や肋骨骨折です。脊椎の疾患には胸椎椎間板ヘルニア、変形性脊椎症があります。これらの原因にも姿勢の乱れや筋肉の緊張が関わっているため、カウンセリングと確認の上で適切な施術が必要です。ウイルス感染には帯状疱疹による肋間神経痛があります。こちらは専門医に受診していただき、適切な対応を受ける必要があります。
肋間神経痛を放置するとどうなる?

肋間神経痛は、肋骨に沿って走る神経が圧迫・刺激されることで、胸や背中、脇腹に鋭い痛みや違和感が現れる症状です。これを放置すると、痛みが一時的なものではなく慢性化し、深呼吸やくしゃみ、寝返りといった日常の動作が大きな負担になります。
さらに、痛みを避けるために無意識に姿勢が崩れ、猫背や身体のゆがみが強くなることで、肩こりや腰痛、首の痛みなど別の不調を引き起こすこともあります。長期間続く痛みは、自律神経の乱れや睡眠の質の低下につながる場合もあるため注意が必要です。原因には筋肉の緊張や骨格のゆがみが関係することが多く、早めに整骨院でお身体のバランスを整えることで、状態の悪化を防ぐことが大切と考えられます。
当院の施術方法について

当院では、肋間神経痛に対して手技療法を中心に、症状の原因に合わせた施術を行っています。肋間神経痛は、肋骨周囲の筋肉や筋膜の緊張、背骨や肋骨の動きの低下、姿勢の乱れなどが重なって起こることが多いため、まずは丁寧な評価で原因を見極めます。
施術では、肋間筋や背部、肩まわりの緊張に対し、当院独自の筋膜ストレッチを用いて筋膜のスムーズな動きを促し、神経への負担を抑えていきます。さらに、背骨や肋骨の動きを整えるスタンダード矯正を組み合わせることで、胸郭全体の可動性を高め、痛みの出にくい身体づくりを目指します。また、状態に応じて鍼施術を併用し、深部の筋肉の緊張や神経の興奮を抑えることで回復をサポートします。加えて、ご自宅で行えるストレッチ指導や姿勢・日常動作のアドバイスも行い、再発防止まで寄り添ってまいります。
軽減していく上でのポイント

肋間神経痛を軽減するためには、原因に応じた対応と日常生活の工夫が重要です。まず、姿勢の乱れや筋肉の緊張が原因になっていることが多いため、長時間の前かがみ姿勢を避け、背中や胸郭周囲をやさしく動かすストレッチを取り入れます。
強い痛みがある場合は無理に動かさず、安静にすることとお身体を温めてあげることで、血流を促すことが効果を期待できる方法です。また、冷えや疲労、ストレスは痛みを強めやすいため、十分な睡眠とお身体を冷やさない工夫を心がけましょう。なかなか症状の軽減が期待できない場合は別の要因も考えられるため、無理に我慢せず医療機関への受診をおすすめいたします。
監修
新潟関屋整骨院 院長
資格:鍼師、灸師
出身地:岩手県奥州市
趣味・特技:お酒、肉体鍛錬、ガンダム





